現場職人の独立について
現場職人さんなら独立を一度は考える事だと思います
私も職人時代に施工管理の道に進むか、独立するかで相当悩みました。
職人さんはハードでいつも危険と隣合わせです。雨の日は休みになり日当もありません。
工程が詰まっている時は雨でも仕事をしますが、危険度が格段にあがり、パンツの中までびしょびしょという劣悪な環境です。
若い時ならまだ出来ても40代、50代になると続けられるのか不安でしかありません。
雇用形態も会社で雇用されている所もあれば、一人親方の集まりというのも少なくありません。つまり社会保障が少ないと言う事です。
職人さんがそんなキツイ仕事で頑張っているのは将来親方になって、一花咲かせようというのがモチベーションになっているのではないでしょうか。
独立するにあたって私の見解ですが、事業の職種を1つに絞るのでは無くて、「多能工」的な職種が重宝されるんじゃないでしょうか。
例えば、家のリフォームにしても、大工仕事からクロス張り、建具取り付け等一式こなせる。
外壁ならば、防水からシーリング、外壁修繕、塗装まで。
こういった職人さんならば、仕事に困る事は無いでしょう。むしろ引っ張りだこになり、逆に仕事を選べるようになるんではないでしょうか。
後は人材の確保ですが、外国人労働者がいいと思います。
私も昔ベトナム人研修生と一緒に仕事をしていましたが、彼等は一定期間3年5年等あったと思いますが、契約で来るので辞める事は基本ありませんし、稼ぐ為に日本に来ているので凄く真面目で、勤勉ですし、働く意欲が高いように思います。
職人さんはなるべく早い段階で未来を見据えて、なりたい自分を考え、目標を決めたらそれに向かって情報収集しアンテナを張り巡らせて
時期がくれば独立して稼ぐという夢を持つべきではないでしょうか。